サイト改善コンサルとは?Webサイト改善の内容やメリットを解説
「ホームページから問合せが来ない」「アクセスが少ない」「もっと検索で上位になりたい」が何を改善すれば良いのか分からないとお悩みではありませんか?
このような課題に対して効果的にサイト改善を行うために、Webコンサルティング会社への依頼を検討している企業様は多くいらっしゃいます。
本記事では、Webコンサルティング依頼した方が良いパターンや、どんな改善をしてくれるのか、信頼できる会社の選び方について、WEBコンサル会社である弊社・アイリーラボが解説します。
サイト改善コンサルに依頼するメリット
サイト改善コンサルが行ってくれることは、
- ホームページのお問合せ数を増やす
- ホームページ経由の売上を伸ばす
- 採用サイトならば採用数を増やす
など・・・御社がホームページに対して求めている目標達成を実現します。
あるいは優秀なコンサルタントならば、御社が思ってもみなかった問題点や改善点を見抜き、抜本的なサイト改善を行ってくれるでしょう。
例えば御社がSEO対策をコンサルタントに求めたとします。
言われた通りSEO対策を実施するだけのコンサルタントでは、今ひとつだと言わざるを得ないでしょう。
コンサルはプロの見地からSEO対策ではなくホワイトペーパーのダウンロード率や、商談化率に問題を発見し、SEOよりまずはそちらを改善すべきだ、と提案してくれるでしょう。
そういったコンサルこそが本物のサイト改善コンサルと言えます。
弊社でもそのような提案型のコンサルを心掛けております。
改善方針など今後行うべき行動が明確になる
社内の人材だけでサイトを改善する場合、明確な方針が分からず、どのように手を付ければよいか迷うケースが見られます。
専門知識や経験が不足していると、時間をかけて改善策を考えてもその施策に自信が持てないこともあるでしょう。
専門知識を持ち、経験豊富なコンサルに依頼すると、改善方針が明確になるのが利点です。
Webサイトを多角的に分析し、優先的に取り組むべき課題を洗い出します。
競合分析などを重ねたうえで、経験に基づいた具体的な改善策や行動指針が得られます。
人材育成につなげられることもある
サイト改善をコンサルに依頼する理由の一つに、自社のWebマーケティング人材の育成が見込める点も挙げられます。
Webマーケティングの専門家を社内で一から育成するのは、コストや時間の問題で困難なこともあるでしょう。
サイト改善をコンサルに外注する際、自社のWebマーケティング担当社員が共に業務に携われば、Webマーケティングについての実践的なノウハウの習得が可能です。
将来的には、コンサルに頼ることなく、自社だけでWebマーケティングを運用できるでしょう。
サイト改善のためコンサルに依頼できる主な内容
サイト改善のためにコンサルに依頼できる内容は多岐にわたります。
コンテンツそのものの分析だけでなく、企業の課題や目的に合わせ、コンサルが適切な改善案を提案するのが一般的です。
戦略の再構築や集客力強化といった幅広いサポートによって、Webサイトの価値を最大限に引き出すことが可能になるでしょう。ここでは、コンサルに依頼できる具体的な内容について、詳しく解説します。
コンテンツの制作・改善
Webコンサルに依頼できる主な内容の一つに、コンテンツの制作や改善が挙げられます。
既存のWebサイトの分析や改善だけでなく、新規サイトの立ち上げの依頼も可能です。
新規コンテンツに取り組む場合は、競合分析やユーザーニーズの調査によって、最適なWebサイトを構築する必要があります。
コンテンツの制作や改善を実施した後は、専門的な視点で分析やサイト改善に取り組むため、SEOの強化や集客力向上、コンバージョン率アップなどが期待できます。
戦略立案
戦略立案とは、Webサイトの現状を調査・分析したうえで、目的や目標を明確にし、それを達成するために多角的に戦略を策定することです。
戦略立案の際はWebサイトだけでなく、自社商品やサービスについての調査をはじめ、ユーザー分析や競合分析、市場調査といった幅広い調査を実施します。
自社の商品やサービス、ユーザー設定などから見直すことによって、課題解決に直結する戦略立案が可能です。
Webサイトなどへの集客
新規サイトを立ち上げても、希望通りの集客ができないケースは珍しくありません。
「SEO対策が上手くいかず、Web広告運用を実施しても費用対効果が得られない」
と悩む担当者もみられます。
Webコンサルは、SEO対策の見直しからWeb広告の運用まで、集客力強化に必要な施策を総合的にサポートする点が特徴です。
検索エンジンで上位表示する手法やターゲットに効果的にアプローチする広告の選定方法など、専門的な知見を活かした戦略を駆使し、Webサイトの集客力向上につなげます。
また、インターネット広告においては顧客獲得単価(CPA)の改善なども可能です。
サイト改善のコンサル会社を選ぶ5つのポイント
Webコンサル会社は多数存在するため、どの会社に依頼すればよいか迷うこともあるでしょう。
費用対効果を考慮し、契約内容が明確なコンサル会社を選択することが大切です。
また、サイト改善を成功させるには、自社に合ったコンサル会社を選択することが重要だといえます。
ここでは、コンサル会社を選ぶ際に気を付けるべきポイントを5つ解説します。
1.自社課題とコンサル会社の得意分野が合っているか
「ブランディング・デザイン重視」「マーケティング重視」など、コンサル会社によって得意分野は異なります。
EC系・金融系など特定の業界に特化したノウハウを持つコンサル会社も存在します。
依頼する前に自社の課題を分析し、以下の2点に注目して、課題解決に適したコンサル会社を選択しましょう。
- 自社の業界に詳しいか
- 自社が抱えている課題を解決できるか
まずは、コンサル会社のWebサイトやポートフォリオで、過去の実績や事例を確認し、得意分野や業界を把握しましょう。
得意分野は、コンサル会社のブログ記事やSNS、セミナーや勉強会などの内容からも予想できます。
複数のコンサル会社に課題分析を依頼し、それぞれの解決案を比較して最も効果が期待できる会社に決めるといった方法も効果的です。
2.企業にとって必要な戦略を立案してくれるか
どの企業に対しても、画一的な改善案を提案するだけのコンサル会社もあります。
しかし、各企業が抱える課題や目指す方向性は異なります。
自社に合った戦略を立てるためには、一般的な改善案だけではなく、自社の課題に沿った戦略を立案してくれるかどうかも、コンサル会社選定の重要なポイントです。
事業内容や商品、サービス、強みに注目し、競合状況など業界について深く理解したうえで、最適な戦略を立案してくれるコンサル会社を選びましょう。
自社が抱えている課題と同様の課題を解決した経験があるかどうかを知るには、コンサル会社の過去の事例やポートフォリオを見ることが大切です。
Web改善には多くの場合勝ちパターンが存在します、その勝ちパターンを持っていることと再現性があることが重要になってきます。
特に再現性は重要ですので、ビジネスが異なっても通用するような再現性の高い勝ちパターンを持っているコンサルティング会社か?
という視点で精査すると良いでしょう。
コンサルティング会社の窓口担当者とのコミュニケーションを通じて、自社の課題や目標に対する理解度を確認してみましょう。
3.課題の本質的な改善に結びつく施策の提案
Webマーケティングの効果を最大限に発揮するには、サイト上の表面的な改善だけにとどまらず、自社の抱える課題の本質を理解したうえで改善につなげる施策を提案するコンサル会社を選ぶことが重要です。
例えば、Webサイトからの問い合わせ数が少ないという課題を抱えている場合、表面的な問題は「問い合わせフォームが複雑」「問い合わせボタンが分かりづらい」というものになります。
一方、本質的な課題は「提供しているサービスの魅力が低い」「ターゲットユーザー層にアプローチできていない」などが挙げられます。
的確に課題の本質をとらえ、市場の動向、ターゲットユーザーの行動や心理などを考慮した施策、ブランドイメージの向上につながる施策など、多角的なアプローチを提案するコンサル会社を選ぶことで、大幅なサイト改善が見込めます。
4.実施した施策について効果検証・伴走支援を行ってくれるか
サイト改善は一度だけの対応で効果が出るものではありません。
とくに、SEO対策は効果が出るまでに時間がかかります。
広告運用を行う場合でも、PDCAサイクルを回し、何度も改善を重ねることで効果が表れるのが一般的です。
改善効果を最大限発揮するには、施策を実施した後に次のような取り組みが必要となります。
- アクセス解析
- 行動分析
- データ分析に基づくさらなる改善提案
- 継続的な伴走支援
施策の効果を詳細に検証してくれるコンサル会社を検討しましょう。
定期的に効果検証を行い、次の施策立案に活かす会社は効果検証を重視するコンサル会社といえます。
そして、効果検証を重視するコンサル会社であれば、サイト改善のPDCAサイクルが確立できるため、継続的な成果が見込めるでしょう。
5.信頼できるかどうか
コンサル会社を選択する際、信頼できるかどうかを確認しておくことも重要なポイントです。
コンサル会社の過去の事例や実績、クライアントからの評価などが参考になります。
見積もりの透明性や契約内容の明確さ、情報管理体制の確保などの確認も欠かせません。
また、契約するのは法人ですが、実際に密接に関わるのはWebコンサルの担当者となるため、担当者とのコミュニケーションに注目することも重要です。
とくに以下の3点に注視することが必要です。
- 質問に対して明確な回答が得られるか(わからないことは「わからない」とはっきり言う)
- 相談やメールへの応答は迅速か
- 提案内容やアドバイスが具体的で実現可能か
契約前に担当者と直接ミーティングを行い、専門性や人柄などを確かめ、信頼できるかどうかを検討してみましょう。
Webサイト改善はどのようなことをするのか?改善の流れ
Webサイトの改善を効率的に行い、最大限の効果を引き出すためには、明確な目的や優先順位に基づいて作業を進めなければなりません。
また、継続的に成果を出すには、PDCAサイクルを回すことも必要です。
ここでは、Webサイト改善の流れについて、5つのステップ分けてみていきましょう。
1.分析ツールを導入する
Webサイトを改善するには、現状把握が必須だといえます。
具体的にどの点に問題があるのか把握したい場合は、Google AnalyticsやSearch Console分析ツールを導入しましょう。
分析ツールを導入することで、次のようなさまざまな情報が正確に把握できます。
- ユーザーの行動・属性
- 流入元
- 人気の高いページ
- 離脱率の高いページ
必要な情報を取得できる分析ツールを導入しましょう。
2.現状を把握する
導入した分析ツールで数値化したデータを基に、現状把握を行います。
数値化されたデータを読み解き、サイトの課題を明確にするには専門的な知識や経験が必要です。
ペルソナを明らかにするために、性別・年齢・地域などのユーザー属性やユーザー行動の分析も行いましょう。
流入元や流入キーワード分析から、サイトユーザーがどのような関心ごとを持っているのかを把握できます。
ユーザーがストレスなくサイトを利用できているかどうかを知るには、モバイルフレンドリーなどのユーザビリティの評価も重要です。
サイトの改善を行う場合は、ペルソナや想定した数字をチェックできるシートなどを活用し、一つずつ対処していきましょう。
3.改善施策を検討する
現状把握でサイトのデータを洗い出し、課題を明確にした後は、改善施策の検討に入りましょう。
改善施策を検討する段階では、「ユーザー体験の向上につなげ、現状で3%のコンバージョン率を5%に引き上げる」といったゴールを明確にする必要があります。
施策の実行には人材、予算、時間などのリソースが必要です。現実的に確保できるリソースを見極めて、施策の規模や範囲を調整しましょう。
限られたリソースを最大限に活用するには、課題に優先順位を付けることが重要です。
4.改善施策を実施する
改善施策を実施する際は、達成可能な目標を設定しましょう。
過度に高い目標は、モチベーションが下がり、改善が進まなくなる可能性があるためです。
複数の改善施策を同時に実施する場合は、優先順位の高いものから実施しましょう。
事前に確保したリソースを効率的に配分できます。
改善施策の実行には、専門的な知識やスキルが必要です。
そのため、社内で実施する場合は、スタッフの教育やトレーニングが必要になるケースもあります。
改善施策中は、計画通りに進んでいるか、問題はないかといった定期的な進捗確認が重要です。
問題が生じた場合は、軌道修正を行いましょう。
5.実施後の効果検証及び継続的な改善を行う
改善施策を実施した後は、その効果を検証・評価することが重要です。
事前に設定したKPIなどの指標に基づき、改善前後のデータを比較して達成度を確認します。
効果検証には、施策の有効性を確認するだけでなく、費用対効果の低い施策を特定しリソースを有効な施策に振り分ける利点もあります。
検証の段階で、当初想定していなかった課題や改善点が見つかることもあるでしょう。
PDCAサイクルを回すことで、継続的な改善が可能になります。
サイト改善を法人に依頼する?フリーランスにする?メリット・デメリット
いざ、サイト改善コンサルに依頼しようとなった時、Webコンサル会社とフリーランスのどちらに依頼するか迷うのはよくある話です。
後悔しないためにも、それぞれのメリット・デメリットについて事前の確認をしておきましょう。
会社に依頼するメリットとデメリット
コンサル会社に依頼するメリットは次の通りです。
- 法人としての安全性と信頼性の高さ
- 自社の課題解決に適した施策を行ってもらえる
企業間で契約を交わすため、仮にトラブルが発生しても責任を持って対応に当たってもらえます。
会社がなくならない限り長期サポートが受けられるという安心感も得られるでしょう。
専門的な知識と豊富なスキルを持つコンサルタントが在籍しているため、最新の動向を踏まえた効果的な改善案やスピーディーな対応が期待できます。
また、Webコンサル会社に依頼するデメリットとしては以下のようなことが考えられます。
- 費用がフリーランスより高くなる傾向にある
- 担当者によってクオリティや方向性に差が見られる
会社として多くの人員が関わるため、個人で活躍するフリーランスと比較すると費用が高くなる傾向が見られます。
Webコンサル会社にはさまざまな人材が所属しています。
過去の実績を見てコンサル会社を指名しても、実際の担当者が別の人になる可能性もあります。
会社によっては担当者が選べる場合もあるため、事前の確認が必要です。
サイト改善をフリーランスに依頼する際のメリット・デメリット
ここでは、サイト改善をフリーランスに依頼するメリット・デメリットについて解説します。
フリーランスに依頼するメリットは次の通りです。
- 過去の実績などから判断し、制作を依頼したい人を判断できる
- コンサル会社よりも費用が安い傾向にある
ポートフォリオの内容や制作期間、人柄などさまざまな条件を基に判断し、自社の求めているクオリティに合致する人を見極めることが重要です。
会社の場合は多くの人が関わるため、人件費や管理費などの経費が上乗せされますが、フリーランスの場合は比較的費用が抑えられる傾向にあります。
ただし、あくまでも傾向ですので、きちんと見積もりを取って実際の費用を確認したうえで判断しましょう。
フリーランスに依頼するデメリットは次の通りです。
- コンサル会社よりも安定性に欠ける
- 突然連絡が取れなくなるリスクがある
フリーランスは組織ではないので、リソースも少なく安定性に欠ける傾向にあります。
また、企業に属していないことをいいことに、突然連絡が取れなくなるなど、不測の事態も考えられます。
過去の実績や人柄などを把握したうえで、安心して任せられるかどうか、見極めることが必要です。
まとめ
Webサイトは自社の情報を発信し、ユーザーの興味を引きビジネスを成功させるために、欠かせないツールといえます。
自社のWebサイトで、なかなか期待した成果が上げられない場合は、サイトの改善を検討してみましょう。
サイト改善を行うには、競合サイトの分析、ユーザー属性の把握、行動分析など専門的知識が求められます。
また、実際にサイトを改善する際も、SEOに強いコンテンツやペルソナの好奇心を刺激するコンテンツの制作が必要です。
「社内にWebマーケティングの専門家がいない」「社内のリソースが不足している」といった悩みを抱えている場合は、Webコンサル会社への依頼を検討してみましょう。
弊社アイリーラボでも、Webコンサルを行っておりますので、是非ご検討下さい。
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