ホームページのリニューアルを検討するきっかけ
- 御社のホームページをリニューアルしたいと思われたのは、いつ頃、どんなきっかけですか?
何かの営業セミナーに出て、取りあえず「営業力のない所はプッシュ型よりはプル型の営業のほうがいいんだよ」ってことを聞いたんです。自社で出来ることといったらホームページしかないかなと思ってました。
- あまりその時は営業にそんなに人をかけていなかった?
そうですね。もとからうちの営業スタイルでは、弊社側から売り込んでいくというのがなかなかできていませんでした。
いろんな企業の方に「こんな事ができるよ」っていう情報を知らせるにはこっちから発信していくのが必要なんですけど、人を雇うとなると大変だし限りがあるんで。
- それまでは、営業はどなたがされていたんですか?
社長と営業部署の3名体制でした。その頃はエリアが狭く、地元企業(長野県)と東京から名古屋間までをカバーしている程度でした。
それと、各営業担当が自分のお客様を持っていてフォロー営業が中心で新規顧客の開拓はかなり難しい状態でした。
知人の紹介でアイリーラボに相談
- 弊社をいつ、どのように知りましたか?
最初は2010年の9月頃に検討を始めて、10月頃に知人に「ホームページを作りたいんですけど」って話をした際に、御社を推薦・紹介してもらったんです。
親近感があり、プレゼンも良かった
- 最初に相談をさせて頂きましたが、その時の第一印象は?
そうですね、初めてお会いしてお若い方なので親近感がありました。
私もまだ30才前でしたから、そういった中で結構相談しやすくて、プレゼンがとても素晴らしかったので「しっかりされている方だな」という印象でした。
最初に相談というかヒアリングという形でお話をさせていただいたのですが、こちらのやりたいことに対して、やってくれることも明確に提示していただきました。
提案の内容が製造業向きだという印象でした
- 他社のホームページ制作業者と比べましたか?
はい、比べました。
打ち合わせなどはしてないんですけど、インターネットで制作業者を検索して、どういうホームページを作るのかなど制作実績などを中心にいろいろ調べてみて。
諏訪とか松本とかの業者さんをホームページ上で比較していったという感じですね。
- 他に良さそうな業者はありませんでしたか?
どれも良さそうは良さそうだったんですけど、御社のご提案が一番製造業向けなのかな、という印象でした。
初期制作の提案と毎月の運営報告会・コンサルがあったのが決め手
- 多くのホームページ制作業者の中から弊社(アイリーラボ)をお選びいただいた理由教えてください。
ひとつは、最初の提案資料がすごいインパクトがあったんですよね。
検索キーワードの調査とか、競合分析とか、あとコンテンツ案と、そのコンテンツのコンセプト設定などいろいろな角度から分析と提案をしていただきました。
新規顧客の獲得という目的に対して、検索エンジンを中心にした集客手段とターゲットユーザーにお問合せをしてもらえるようにするコンテンツ(ページ)の提案が素晴らしかったですよ。
私も少なからず思いというのがあるじゃないですか。それに十中八九合致したというか。目指す成果に対してやってもらいたいことを本当にそのままご提案いただいたという感じで。
もうひとつは毎月ウェブ運営の報告会・コンサルをやってくれるということ。
制作後の運用について本当に道筋が見えていましたよね、1年目、2年目とその月々の報告会・コンサルを経て、今日までその流れで見えた道筋で進むって感じで。とても助かります。
稼動日はほぼ毎日ホームページからお問合せが来るようになりました!
- ホームページをリニューアルしてみて、ご感想はいかがですか?どのように変化がありましたか?
実際にホームページへの来場客、アクセス数が何倍にもなってますね。
大体この3年間ぐらいで6倍近く増えましたね。
お問合せや見積依頼も月1件、多くて2件だったのが、今だと毎月大体15件から20件はあるじゃないですか。稼働日からすると本当、毎日なんですよね。その中でもウレタンのライニングなんかは新規のお客様でも受注率8割ぐらい決まるんです。
- 受注率もいいってことですね。
そういう困っているようなお客さんが来られて、情報を見つけて、「○○で困ってます」というようなことで相談して来てくれるんで。
例えば納期がないとか、コストが合わない、品質が安定しないなどの相談がありますね。
- 新規で獲得できたお客様のリピート率はどうですか?
リピートはこれからなんだと思うんですけど、ライニング加工なんかは。1回、機械で使い終わって、経年劣化でそろそろ壊れ始めてくるんですよ。 まさにきょうも出荷するのがリピートですし。
- 完全にプル型の営業ツールになったと思うんですけど、いかがですか?
多分、営業からしたら大変だと思うんですよね。いい意味で(笑)。
聞いたことのない名前の会社ばっかり、それこそ毎月20件以上需要案件が増えたわけじゃないですか、新しいお客さんが。
それに対応しなきゃいけないのはいけないんですけども。でもホームページから来る案件って難しいのとか古いのとか、結構面白いのが多いです。
テレアポや飛び込み営業など新規顧客開拓営業に比べるとよっぽど効率がいい営業になりますし、かける時間の費用対効果的な部分は全然違いますね。
大体問い合わせをしてくる人っていうのはもう、欲しくて結構モチベーションが高いから受注にもつながりやすいです。やっぱりプル型にしてよかったですよ。
もう一ついいなというものは、ホームページでうちの会社のことをすごい知ってもらえるんですよ。
先週もお問い合わせが来て先方に訪問したんですが、お伺いした際に秘密保持契約を「はい」って渡されて、「これをやってほしいんですよ」って、すぐに決まってしまいました。
先方も困っていたみたいで、なかなか無かったらしいんですよやってくれる業者が、自分たちのネットワークだと。
それをインターネットで探して、それはゴムの複合製品なんですけど、ゴムの中に何か混ぜてっていうやつ。それをウリにしてるのが弊社ぐらいしかなかったので。
そういった自社の得意な技術がホームページを介して見込み客に伝わっている。詳しく理解されている。っていうことをすごく感じますね。
このホームページを始めてから一番大きな量産案件かもしれないです。
WEBと製造業の知識を兼ね備えているので話が通じやすいですね
- 弊社(アイリーラボ)を利用しての良い所ところを教えてください。
定期的な報告会とコンサルは良いですよね。毎月、ご提案を何かしらいただくので、それはとてもありがたいです。
他の方がどうかは分からないですけれど、ウェブ解析士でしたっけ?そういった専門知識やスキルアップに常に取り組まれているのところが安心感があり、すごく心強いです。
それから、製造業のホームページに強いというか、製造業のことをよく知っているので、打ち合わせなどをしていても話が具体的で通じやすいですね。
ゴムのことも少し、こちらの要望が通じる程度にお勉強もされてるのかなというのもあるし、全然通じなくもないですしね。
- 担当者である私(武田)については?
武田さんが元は製造業で働かれていたということもあって、提案して頂く内容も、製造業の中での目線を意識した内容なので、改善を実施しての効果も結構ありますね。
今後は自社の営業活動とWebの連携をアドバイスして欲しい
- 弊社(アイリーラボ)への今後の期待、要望を教えて下さい
ホームページの観点だけじゃないというか、内部の人間だと分からないことってあると思うんで、逆にこうしたほうがいいですよっていうのがあれば、第三者としての意見や提案をして欲しいですね。
普段利用している営業ツールなどをWebに取り込んだりして、ホームページと連携を取りながら自社の営業戦略を外部から見てもらえると助かります。
(左:小野ゴム工業株式会社 小野雅弘様 右:アイリーラボ 武田)